またつまらぬものを買ってしまった…

散財日記


2009-08-23

_ カワイモデル 153系5連 (2)

昨日の続きです。本日の作業は以下の通りです。

  • ドローバーの取り付け(全車両)
    • 取り付け穴位置は端面から 6mm、径はφ2.0
    • モハ152のパンタグラフ側にドローバー、トイレ側にピンを取り付け
    • モハ153、サハ153の取り付け位置もモハ152にならう
  • 床下機器の再取り付け
  • モーターの取り付け、パンタ台の取り付けとパンタグラフを PS16 に交換(モハ152)
    • 付随台車のセンターピンを特殊センターピンに交換、取り付け穴を φ1.8 で穴あけ
    • クハ153のセンターピンも同様に変更

残すはクハ153のライト周り工作だけとなりました。

_ カワイモデル C56スタイル自由形 (改良製品)

恐怖の散財週間はこのあたりから加速し始めたような。2009/08/19 にオークションで入手した、カワイモデルの C56 スタイル自由形蒸気機関車です。今日の午後に届いたので早速紹介します。

前回入手したときにその雰囲気の良さからもう1両欲しいなあと思っていたら、おあつらいむきにオークションで発見してしまったのが運の尽き。付属の元箱のサイズから、キット組み立て品と思われます。

オークションの画像では細部がよくわからなかったので、全く同じ物が2両になったかな、と思っていたら違いました。キャブの乗務員扉に手すりの付いた改良製品です。ナンバープレートも異なっていました(C56 92)。カワイのカタログ(No.13)に掲載されている製品には手すりはありませんが、成美堂出版の「日本と世界の鉄道模型カタログ '96〜'97」に掲載されている製品には手すりが付いています。ディテールアップされて外観は向上しましたが、この種の走らせ模型には余計なお世話ではないかと思います(実際、この後のカプラー交換作業中に一本外れてしまいました)。

外観の状態、走行性も問題のない良品ですが、唯一気に入らなかったのがカプラーがベーカーカプラーでないこと。テンダーのケーディーカプラーは取り付け方に難があって、バック運転させると開放ピンが枕木に引っかかってしまいます。さらに先頭はダミーカプラー。確かに見た目は格好良いのですが、バック運転で牽引できない C56 なんて面白くありません。ということで、見た目よりも運転重視でカプラーを交換することにしました。

先頭部のカプラーポケットが小さく、ベーカーカプラーがなかなか入りませんでした。最終的にはカプラー側のポケット部分をヤスリで削って厚みを減らし、何とかカプラーポケットに突っ込みました。

見た目はダミーカプラーの方が良いですが、運転重視の私にとってはこの方が断然良いです。

前回入手した C56 スタイルと並べて、上下列車の交換風景を模してみました。なかなかいい感じです。スケールモデルの C56 よりも C56 らしさが出ていると思うのは、私がカワイモデルファンだからでしょうか。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
_ へい (2009-09-10 22:49)

ED14ではアドバスありがとうございました。<br><br>>スケールモデルのC56よりもC56らしさが…<br><br>わかります、わかります。私もカワイ製品は、天賞堂の精密ブラスより、ずっと本物っぽく感じます。なぜなんでしょうね。この感覚は・・・(エンドウのブリキ貨車もいい感じ)<br>天さんは、ゴテゴテ細かい部品を付けすぎて、模型模型しているのでしょうかねぇ…<br>…というわけで、カトーの客車や貨車を売り払いました。天のブラスも売って、カワイに買い換えようかなって考えています。

_ odakker (2009-09-11 20:06)

> へいさん<br><br>カトーの客車や貨車を売却されるとは思い切ったことをされましたね。カワイ製品への買い換え報告をお待ちしております。<br><br>「Tenshodo Book」を眺めてみると、1960〜1970 年代の天賞堂製品にはスケール重視の設計と模型らしいデフォルメとの絶妙なバランスが感じられます。現在のような細密化が激しくなったのは 1980 年代後半から 1990 年代にかけてのようですね。市場がそのような製品を求めた結果でもあると思います。<br><br>最近、比較的安価なプラ製品やダイキャスト製品を販売するようになったのは、天賞堂も細密化路線のやりすぎにちょっと反省しているからかもしれません。