またつまらぬものを買ってしまった…

散財日記


2009-05-28

_ カワイモデル 80系(初代製品)

カワイモデルの80系電車は、「カワイモデル考古学」でも紹介したように、1950年代に発売されてから二回仕様が変更されています。この度とりあえず初代製品から3代目までをそろえることができたので、順次紹介したいと思います。

今回紹介するのは初代製品のうちのクハ86、モハ80、サロ85です。オークションにて 2008/06/15 に購入。同時期にサハ87とモユニ81(クモユニ81)も製品化されていますが、まだ入手できていません。それらを含んだフルセット7両編成をオークションで見たことがあったのですが、落札しそこねました。今となっては激しく後悔しています(T-T)。

箱はおなじみの緑箱ではなく、紫色の箱。残念ながらラベルはなくなっていました。

この初代製品の特徴は以下の通り

  • 屋根は張り上げ屋根(上の写真を参照)
  • 客用ドア窓は3枚窓、クハ86前方側面の塗り分けは階段状(下写真左)
  • 連結面にゴム幌とその取り付け台座がない(下写真右)
  • クハにもウェイト搭載
  • サロの等級帯は青色

塗装は屋根を除き全体に艶を抑えた仕様になっています。屋根色はガンメタリックに近い暗い灰色です。オークション出品者様の説明では、4両のうち3両(クハ86、モハ80、サロ85)は未使用品とのことでしたが、本当に未使用と思われるくらい状態良いです。半世紀前の製品ですが、クハのライトに異常はなく、M車のモハも非常に滑らかに動きます。

ただし、残りのクハ86はちょっと痛んでいます。

屋根には何かにぶつけてできたような凹みあります。塗装も所々はがれておりタッチアップが必要です。先頭のカプラーもなく、カプラーポケットも破損しています。タッチアップの腕を上げてから修理を開始しようと思っています。