またつまらぬものを買ってしまった…

散財日記


2015-05-02

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この作品、大好きだったんです。まさか4巻で終ってしまうとは思ってもみませんでした。しくしく。

でもこの巻の中盤から後半にかけてはきれいにまとまっていると思いました。土神クンに現れる変化、土神クンと別れた真百合サン、そして互いに祖父と向き合い、区切りをつけていく。

明治以降の近代建築とその歴史に興味があるので、テーマ的にもとても魅力のある作品でした。正直、もう2巻くらい続いて欲しかったけど、それは贅沢かな。

「イエスタディをうたって」もこんな風にテンポよくきれいにまとめて欲しいのだけど。この著者、長編には向いてないのかな?

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