またつまらぬものを買ってしまった…
散財日記
2009-08-11
_ カツミ キハ82系(初代製品)
昨日届いたカツミのキハ82系。1963年発売の初代製品6連です。オークションで 2009/08/07 に購入。Nゲージの車両セット並みの価格で落札できました。
動力はキハ82に縦型モーター+インサイドギアが一つ組み込まれています。 この初代製品の特徴は
- キハ82屋根上排気口のメッシュ表現
- ソフトメタル製の床下機器
- 若干淡い感じに仕上げられた車体塗装
- 空色に塗装された幌枠
です。とくに (3) の車体塗装は、デビュー当時に撮影されたカラー写真の色調に良く似ていて、現行製品の彩度の高い色調よりも雰囲気があってよいと思っています。
ただ、(2) に挙げたソフトメタル製の床下機器は M 車であるキハ82にとってはウェイト効果もあってよいのですが、付随車となるキハ80、キロ80、キシ80の重量も増加してしまい、6両編成で走行させると若干パワー不足を感じます。また、室内灯も電球が各車両2個ずつ取り付けられていて、編成全体としての消費電力は非常に大きくなっています。最大の問題は路面と床下機器との間隔が狭く、畳の上のような平面性の良くない場所でお座敷運転させると床下機器と線路が接触しショートを起こすことです。
2次製品からは床下機器がプラスチック製に改められました。これは付随車の重量軽減と、床下機器と線路の接触によるショート防止のためと思われます。
実はこの初代製品、既に別途ジャンク品の9両セット(キハ82x2、キハ80x3、キロ80x2、キシ80x2)を所有しているのですが、上記の欠点が仇となり走行しません。そこで床板をプラ板から切り出し、キハ80とキロ80 MP ギア装備の M 車に変更、床下機器はプラスチック製に、室内灯は発光ダイオードのパネルライトに変更、という改造を始めたのですが中断しています。最近カツミでキハ80系が再生産されたので、下回り一式分売してもらって車体をそれに載せ換えてしまうほうが完成が早いかもしれません。
今回購入の6両編成はまずは室内灯やライト関連を除きできるだけオリジナルに忠実に再生してみることにしよう、と考えています。