またつまらぬものを買ってしまった…

散財日記


2009-06-16

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これまで一度も買ったことのなかった鉄道模型雑誌です。なんで買ったかと申しますと、「私の16番ゲージ鉄道模型ライフ」というサイトを立ち上げている林 信之さんの記事が掲載されることを、林 信之さん自身が発行しているメールマガジンで知ったからです。

林さんの記事は「はじめてのスケールモデル」という題です。かつて16番ゲージは自由形と呼ばれる入門モデルを購入して始めるのが常道でした。現在の N ゲージに該当するものがありませんが、強いて言うならば「B トレインショーティー」に相当するものと考えてよいでしょう。林さんの記事には、入門モデルを卒業した16番ゲージャーが買うにふさわしい最初のスケールモデルは何だろう?というコンセプトで、さまざまな模型がカラー写真入りで紹介されています。DL と DC は紙面の都合上掲載できなかったそうで、来月号に取り上げられるそうです。

個人的にはカワイの ED14 やアダチの廉価版 SL シリーズの嚆矢となった D51、実家に置き去りにされていまや箱の蓋を開けるのが怖い中村精密の C10 が紹介されているのが嬉しかったです。そういえばこの C10、そのうちサルベージしてあげないと…。

この6月号には「私を趣味人にした模型」という特集記事内で、いろいろな模型人がその道に入るきっかけを作った模型が紹介されています。こういう「私がこれが好き」という思いを綴った記事は面白いですね。 ちなみに私のきっかけについてはこちらの日記をご再読下さい。

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_ 狸小路散策

今日は夕方に買い物ついでに札幌狸小路商店街を散策しました。多くの人は駅前通と交差する4丁目から商店街に入るのですが、自宅からは商店街西端の7丁目の方が近いので、運動も兼ねて歩いて7丁目から4丁目を散策することにしました。

出発地点は石山通との交差点。案内の看板が立っています。

住所では南2条西10丁目。ですがこの辺りから狸小路7丁目に至るまで、既に興味深いお店が何件も並んでいます。以下画像ばっかりで申し訳ないですがご覧ください。

 

いよいよ狸小路です。まずは7丁目。

ここのアーケードだけは他のアーケードと異なり古くて昔のままです。なんでも立て替え時に必要な資金が集められなかったとか。でも今となってはこれ自体貴重な歴史遺産なのでは、と思います。入っている商店も味のある店が多くて、狸小路商店街の中で一番気に入っています。

これらのお店のうち、なんとなく「骨董時代村」に入ってみました。そこで見つけたのがこれ。

実家にある母方の祖父から譲り受けたグラスに、作りとデザインに共通するものを感じました。昭和モダンな香りが濃厚です。早速値段を聞いてみたところ、委託品らしく委託者に問い合わせないとわからないとのこと。とりあえず問い合わせをお願いしておきました。他にもアヤシゲな骨董品が山のように置かれていました。あまり長居すると余計な物を買ってしまいそうなので、早々に退散しました。

続いて6丁目。ここからはアーケードが新しくなっています。入って早々になぜかコップの山にビールを注ぐご婦人が二人。どういうことか尋ねてみると、どうやら商店街のお祭りでじきにお神輿がやってくるとのこと。担ぎ手への振る舞い酒のようです。

今日の最大の目的地は6丁目にある「狸小路市場」ここの八百屋と魚屋で野菜と今日の夕食のおかずを買いました。

5丁目に入ります。この辺りから個人的にはあまり興味のある店は少なくなってきます。映画館の隣に「道産食彩 HUG」という北海道内の食材を扱う市場ができていました。今年の2月に開店したそうです。一方、4丁目との境界付近にあった老舗の時計店と紳士靴店が今年の3月に閉店していました。時代の流れを感じます。

そして4丁目。駅前通りに最も近く賑わっている場所ではありますが、私が行くのはその中のただ一店舗だけ。「中川ライター店」です。

このお店、タバコにライター、モデルガン、プラモデル、模型パーツ・素材・塗料、鉄道模型など、なんでもござれのタバコ屋とおもちゃ屋と模型店の合いの子みたいな不思議な店です。近所に「セントラル模型」というまっとうで小ぎれいな模型店があり、普通の人はたぶんそちらに行ってしまうと思うのですが、店のアヤシサ具合を競うなら「圧倒的ではないか、我が店は」と胸を張って言えるでしょう。事実、訳のわからない模型パーツや素材は「中川ライター店」の方が充実しています。使い物になるかどうかは買い手次第ですが。

ここまで自宅からおおよそ一時間ちょっと。ちょうどよい運動になったので、帰りは市電に乗りました。ここまでご覧下さった方、だらだらと画像ばかり並べて失礼しました。

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