またつまらぬものを買ってしまった…

散財日記


2014-05-24

_

10巻です。とにかく遅筆な冬目景さん、1巻発売から15年も経過しているらしい。同様にストーリーもこれまでまったり進んで来たのですが。

10巻はこれまで登場したサブキャラが次々と登場します。ハルのバイト先のマスター、杏子さんとその想い人の居沢さん、浪とその同棲相手のリオ、浪の友人の滝下、雨宮君と彼を追いかけて上京してきた幼なじみのみもり、大学生になった木下妹(タカコ)とその同級生の深町、リクオの下宿に逃げ込んでいる元カノの柚原チカ、そしてハルのハハに祖母。これまでのまったり展開がウソのようにめまぐるしいです。そしてどのキャラクターも基本優しいんだよね。そのせいなのかリクオと榀子センセの関係はなんだか微妙になってしまう。

11巻ではどうなってしまうのだろう。ここまで15年もかけたのだから、最後まで丁寧な展開を望みます。

Tags: 書籍