またつまらぬものを買ってしまった…
散財日記
2012-10-18
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遅ればせながら第三章の劇場イベント上映を見てきました。売店で限定版 Blu-ray を購入。特典絵コンテ集の表紙は「ヤマトラジオ」ブース内の岬百合亜です。
第三章は戦闘シーンはあまりありません。どちらかというとヤマト乗員(第9話ではアンドロイドにも)の人間模様の描写に焦点があてられています。というわけ以下ネタばれ含む感想をば。
第7話「太陽圏に分かれを告げて」
旧作第10話のエピソード。乗員が地球との最後の交信をします。旧作では通信室で誰と通信したらよいか考え込んでしまう古代の姿が印象的でしたが、今作では家族のいない乗員が他にいます。島と徳川さんの通信シーンは旧作をなぞっていました。沖田艦長は今回も艦内を所在なげにうろうろしてくれます。
冒頭での新見と伊東との会話、そして最後の新見と芹沢との交信を聞くに、地球側にもいろいろな思惑があることを伺わせます。
第8話「星に願いを」
旧作第12話のエピソード。帝星ガミラスにおける総統閣下の演説から始まります。ガーレ・デスラー、総統万歳!
ということで、今回は総統閣下が直々に作戦を立案されます。そして今回もガミラスに下品な男は不要です。居並ぶ幕僚にもちゃんと名前がつけられており、今後の活躍が期待されます。タランは兄弟になりました。ゼーリック将軍、若本節全開です(笑)。ゲール君の小物っぷりと、シュルツ大佐とその部下の男気あふれる言動との対比が素敵です。
最後のタラン(兄)の台詞から、デスラー砲はまだ開発中のようです。いつ登場するのかな。
第9話「時計仕掛けの虜囚」
「機械には心があるか」という結構深淵なテーマを扱った、今作オリジナルエピソード。アナライザーとガミラス製アンドロイド(ガミロイド)との交流が描かれています。ラストシーンはちょっと切ない。
これまで暇を持て余していた保安部がついに出動です。伊東保安部長、やるときはやりますね!
第10話「大宇宙の墓場」
旧作15話のリメイク。ヤマトがワープの不具合で次元断層に落ちてしまいます。旧作ではドメル艦隊と遭遇戦になりますが、今作では同様に次元断層に落ちてしまったガミラス艦と協力して脱出を試みます。旧作13話で描かれたガミラス人とのファーストコンタクトが設定を変えてこの回で描かれています。ゲール君は相変わらず卑怯だなぁ。そしてみごとな逃げっぷり(笑)。
おわりに
人類滅亡まであと323日。今回の ED はささきいさおの「真っ赤なスカーフ」。やっぱ名曲だわ。
来年公開の第4章にはついにドメル将軍が登場します。そして公式サイトのキャラクター表に「ガルマンウルフ」ことフラーケン将軍が!(しかも CV は中田譲治!)二人の共演を見ることができるかもしれません。
それとヤマトの自動航行装置、とても気になります。