散財日記

_ カワイモデル 157系(冷房改造特急色) レストア記(3)

その1、その2に続き、その3です。今度はクモハ157の整備です。車体の状態は良好ですが、それ意外の部分にいろいろと問題ありです。

• ヘッドライド、テールライトともに点灯せず
• カプラーがカツミ製ドローバーで取り付け方法に難あり
  • 全オーナーが無理な取り付けを行ったために床板に破損(写真右側)

ということで、作業内容は

• ヘッドライトおよびテールライト用電球の交換
• カプラーの交換

です。

まず車体と床板を分離したのですが、なんと電球まわりの配線が全くありませんでした。どうやら修理途中で作業を中断したまま、売りに出されてしまっていたようです。

まずカプラーの交換を行います。ドローバーの取り付け台座をはずし、既存のネジ穴を利用してカプラーポケットを取り付け、反対側から窓ガラス用プラスチックを適当に切って床板破損部を覆います。

このあとドローバー取り付け台座部分の塗装を行います。乾燥するのを待つ間に電球の交換を行います。ヘッドライト電球は生きていましたが、コードが劣化していたため、結局すべての電球を交換しました。

しかるべくライト用セレンに配線し、車体と床板をネジ止めします。カプラーもベーカーカプラーに交換します。

レール上でライトの点灯試験を行います。

これで 157系(冷房改造特急色)の第2編成(奥から順に、Mc, Mc, M', M', Ts, T)の完成です。