またつまらぬものを買ってしまった…
散財日記
2013-03-24
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建物の記憶が「視える」建築学科の大学生の物語。今回の舞台はチューダー様式の洋館と昭和6年築(という設定の)大学の図書館。建築士だった今は亡き主人公の祖父が住宅建築にこだわっていたということも明らかに。
住宅、特に明治から昭和にかけての洋館に興味があるので、この先の展開がとても楽しみです。札幌にも歴史のある建物があるのですが、だんだんと姿を消しています。「開拓の村」に移築保存されているものもありますが、やはり建物は実際に使われていないとね。
相変わらず冬目景さんはちょっと影のあるヒロインを描くのが上手い。「羊のうた」の千砂、「イエスタデイをうたって」の榀子先生、そして本作の真百合さん。
個人的には冬目景さんの作品はストーリーはさておき、アニメ化には向かないと思っています。原作の絵の雰囲気がアニメで表現するのはとても難しい気がするので。でも「羊のうた」は OVA があったな。