またつまらぬものを買ってしまった…

散財日記


2009-09-12

_ カツミ D51 標準型 (シュパーブライン一次製品)

16番鉄道模型を始めた人が日本型機関車でまず入手したいと思うのは、SL なら D51、EL なら EF65 または EF58、DL なら DD51 または DF50 ではないかと思います。幸いなことにどの機種も過去にプラスチック製品が販売されています

このうち現在でも新品が入手可能なのは EF65、DF50。DD51 は再生産されるそうです。EF58 は中古市場でまだ入手可能。問題は D51 で、KATO の D51 はほとんど見かけません。とするとビギナーが購入するとしたら天賞堂のカンタムサウンド付きダイキャスト製 D51(半流 / 標準型) になると思います。ただしこれも天賞堂本店では在庫なし。各地の模型店を漁らないといけません。 さらに価格的にもプラスチック製品と比べるとちょっと躊躇してしまうのではないかと。

私が買うとしたらかつてアダチから販売されていた廉価版 SL シリーズの後期製品なのですが、これも中古市場では結構な値段になってたりします。そんなこんなで躊躇しているうちに、先月末の散財週間で思わず購入してしまったのがこれ。

16番日本型 SL 模型の原器ともいえるカツミ製 D51 標準型(シュパーブライン)です。2009/08/30 にオークションで入手。また無駄な消費を…。

モデルは 1961 年発売の一次製品。特徴は先台車に取り付けられた排障器と溝のないスライドバー。その他の特徴は素材の違いなので塗装済みだとわかりません。詳しくは松本吉之著「鉄道模型考古学」を参照してください。

前オーナーさんが模型店に依頼して再塗装してもらったとのこと。半光沢塗装、安全弁や汽笛の磨き出し、プレートとロッドに色差しがなされ、天賞堂製 SL っぽい仕上げになってます。貨車よりもイベント列車を想定したスハ43系客車や12系客車などが似合いそうです。本体とテンダーとの接触がイマイチなので走行が安定しませんが、本体のみの試験走行では非常に静粛で滑らかに走行しました。ドローバーをアダチ製に交換してみようかと考えています。

発売当時絶賛されたモデルですが、こうして眺めるとそれがわかる気がします。基本的なスタイルが良いですし、細かいパーツ類は模型として必要十分なものだけに止められています。200K 円以上もする特定ナンバー機ではなく、普通の人が普通に貯金して買うことの出来るこの程度の仕上がりの SL 模型が新品で買えるといいなあ、と思います。

追記 (2009/09/24)

「接触不良で走行が安定しない」と書きましたが、テンダー車輪の集電不良が原因でした。車輪と車軸を KATO のユニクリーナーで清掃すると、滑らかに走行するようになりました。