またつまらぬものを買ってしまった…

散財日記


2009-08-26

_ 選挙ニ思フ

さて、この週末の日曜は衆議院議員選挙があります。夏休み最後の日曜日に選挙日程なんぞ組みやがって、「夏休み最後の日曜だからお父さん/お母さんと hogehoge に行きたい」という全国の子供たちの楽しみを奪いやがってこんちきしょう。まあ、私には関係ないんですが(遠い目)。

この blog ではあまり政治的な発言はしないよう心がけてきたのですが、投票日も近くなり自分でもいろいろと思うところが出てまいりましたのでちょっと一言。

報道では民主党の圧倒的優勢が伝えられていますが、私が思うに民主党が優れているのではなく「自民党が勝手にこけた」だけではないかと。記憶にある範囲で解散前後の自民党における「敗北フラグ」をたどっていくとこんな感じ。

  • 宮崎県知事東国原氏 擁立騒動(失敗)
    • 政策、人物ではなく「人気」だけで候補者選んじゃうわけ?自民党ってそんなに人材不足なの?
  • 解散の是非をめぐり現職閣僚まで巻き込んだ「麻生下ろし」騒動勃発(失敗)
    • オイオイ、自分たちが選んだリーダーの言うことには従えよな
  • 政権与党なのに公約(マニフェスト)発表が最も遅い、それでいて他党(とくに民主党)の公約の細かいところにケチをつける
    • 公約は解散権握っている政権与党が真っ先に出すべきだろ、解散情報が他党に先んじて出回っているはずなんだから
  • 世論調査で「民主300議席に迫る」との報道に対し、某現職閣僚が「このままだと民主独裁になる」と発言
    • 前回の「郵政選挙」で300議席獲得して、散々「強行採決」を繰り返してなかったか?

さらに今日のニュースで

とか言っている輩がいるらしい。どれもこれも自民党に投票する気を萎えさせます。政策うんぬん以前の問題。全然筋が通ってないと思うのは私だけ?選挙後「自民党」って存在しているのかな。

かといって「じゃあ民主党に」と素直になれないのが辛い。民主党は公約における財源不足を指摘されると「徹底的に税金のムダ遣いをなくす」と反論しているんですよね。で、ワタクシが携わっているような現世ご利益とは全く無縁な学問分野への投資は「税金のムダ遣いA判定」を下される可能性が高い。そうなっちゃうと研究費の削減はもとより、私よりも若くて活力があり有能な多くのポスドクさんたちの生活が立ち行かなくなってしまうわけで。

というわけで、自滅寸前の自民党に投票するか、それとも今後4年間は爪に火を点す研究生活を覚悟して民主党に投票するか、とてーも悩んでいます。投票直前まで悩みそうだなぁ。

Tags: 近況

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特集記事が「真鍮模型の工具図鑑」だったので買ってしまいました。これは後々役に立ちそうなので。

しかしこの「とれいん」誌、「鉄道模型趣味」と「鉄道ファン」で育った私としては、価格がちと高いのが難点。この9月号にいたってはそれらの約倍の価格でした。掲載記事の内容は良いのですがお財布に優しくないという困り物。定期購読するのはちょっとつらいですね。

Tags: 書籍