またつまらぬものを買ってしまった…
散財日記
2009-06-11
_ カワイモデル 153系12連製作記:(1) モハ152 その1
オークションなどで集めたカワイモデル153系。完成品、半完成品と塗装済キットが混在しています。ようやく全盛期の12連([大阪方] Tc+M'+M+Tb+Ts+Ts+Tb+M'+M+M'+M+Tc [東京方])を組めるようになったので、完成品にするべく工作を始めました。基本的には、動力とドローバーの取り付け、クハのライトと前面窓ガラス板の取り付けでおしまいです。一両あたりの工作量はたいしたことはありませんが、12両もあるので編成として完成するまでは時間がかかりそうです。
まずは動力車となるモハ152の工作から開始します。全部で3両ありますが、1両は過去に動力を組み込み、カツミのドローバーを取り付けています。残りの2両は動力なし、パンタグラフは PS14、ドローバーはありません。
作業の概要は以下の通り。
- 動力の組み込み
- モーター、インサイドギア、ウォームギアは全車同じ物にする
- ドローバーの取り付け
- カワイのドローバーに揃える
- パンタグラフの交換
- PS14 は PS16 に、パンタ台も取り付ける
- ゴム幌の取り付け
モーターはカツミの DV18-A、インサイドギアとウォームギアもカツミ製にすることにしました。ただし後述しますがモーターの選択はちょっと失敗でした。
動力を組み込んである車両の整備から始めました。上回りと下回りを分解し、下回りはモーター(DV180)、台車、ウェイトを外します。床板の内側を Mr.サーフェーサースプレー の #500 と #1200 で塗装します。乾燥後、Mr.カラースプレー #33「つや消し黒」で塗装したドローバーを取り付けます。
台車とインサイドギアを床板に取り付け、動力台車にモーターを取り付けます。ここでなぜ DV180 を使っていた理由がわかりました。DV18-A だとインサイドギアの取り付け台にモーターのネジ穴が届かないからです。そこで取り付けネジとして M2 の 5mm 長ネジを使い、スペーサー代わりに M2 のナットを一個かませて半ば無理やり取り付けることにしました。
なお、あらかじめウォームギアをモーター軸に半田で固定しておきます。 次に取り付け済みのパンタグラフを取り外し、碍子を Mr.カラースプレー #62「つや消しホワイト」で塗装します。
モーターへの配線を行い、上回りと下回りをネジ止め。最後にゴム幌を取り付けて完成です。
モーターとインサイドギアとの固定がイマイチ甘いせいか、走行させると時折ギアが空回りするような音がします。モーターは DV180 に変更した方がよいかもしれません。