散財日記
2009-11-13 この日を編集
_ ディスクトラブル
この blog を立ち上げているサーバのデータディスクがクラッシュしました。そのためバックアップがとれていなかった分の日記数日分が消失(orz)。
教訓:バックアップはこまめにとろう。
_ カワイモデル 157系(非冷房原形・後期製品)
一昨日書いた紹介文をまた書く羽目になるとは…。久しぶりにカワイモデルの電車模型の紹介。2009/11/08 にオークションにて入手しました。 Mc+M'+Ts+Mc の4両編成です。
157系の非冷房原形車は、既に6両編成(Mc+M'+Ts+Ts+M'+Mc)と5両編成(Mc+M'+Ts+M'+Mc)の計11両を保有していますが、オークション説明にあった「未使用美品」という文句につられてつい入札。ところが終了間際になって価格が暴騰。内心泣きながら再入札アイコンを押しまくってなんとか落札。私の知っている限り相場の1.5〜2倍の値段でした。それでもモリヤスタジオが販売している復刻品の半分程度の出費で済んだのでまあ良しとしましょう。しかし、おかげでフトコロ具合は氷河期どころかスノーボールアース状態に突入です。
それでも無理して入手した甲斐はありました。過去に入手したものとは仕様が異なっていたからです。
左の画像は最初に入手した6両編成に含まれていたクモハ157、中央画像は2番目に入手した半ジャンク品をレストアしたクモハ157、そして左側画像が今回入手した4両編成のうちのクモハ157です。仕様の違いは以下の通り。
- 塗装が異なる
- 今回入手品はクリーム色が暗め、屋根色はつや消し(車体色は東武鉄道の旧2色塗装に近い雰囲気)
- 前回、前々回入手品はクリーム色が明るく、屋根色は艶あり(車体色は急行用気動車に近い雰囲気)
- 台車が異なる
- 今回入手品はブレーキシリンダ付き DT23 (151系用を流用)
- 前回、前々回入手品はブレーキシリンダなしの DT24
- 集電方法が異なる
- 今回入手品は特殊センターピンとスナップを経由して集電
- 前回、前々回入手品は床板にあけた穴から通したリード線をボルスタにハンダ付け(どちらも特殊センターピンとスナップ経由に変更済み)
- セレンが異なる
- 今回と前回入手品は箱型のダブルセレン
- 前々回入手品は EH10 などに用いられていた板状セレン
ということで、期せずして仕様の異なる製品を入手することができました。過去に入手した製品は前期製品、今回入手した製品は後期製品と言えると思います。ロングセラー製品でありながら微妙に仕様変更されているところがカワイモデル製品の面白い点だと思います。
ではいつ頃仕様が変更されたのでしょうか。過去のカタログを紐解いて調べてみました(製品年表はこちら)。
- カタログ No.7(1962年)
- 非冷房原形タイプ発売(1961)の翌年のカタログ、クモハ157/モハ156の台車はブレーキシリンダなしの DT24
- カタログ No.9(1965年)
- 冷房改造特急色(ひびき号)タイプが掲載された年、非冷房原形タイプのクモハ157/モハ156の台車は DT24 のまま
- カタログ No.12(1969年)
- 非冷房原形タイプのクモハ157/モハ156の台車はブレーキシリンダ付きの DT23
ということで、どうやら1965〜1969年の間に仕様が変更されたようです。カタログ写真はモノクロなので塗装まで変更されていたとは思いませんでした。
4両編成では Mc+M' ユニットが一組足りないので、そのうちモリヤスタジオの復刻品モハ156を1両購入しようと思います。