散財日記
2009-06-10 この日を編集
_ お片付け
04/10の日記にも書きましたが、16番ゲージ鉄道模型の保有車両数がとんでもない数になっており、今や400両突破も見えてきた今日この頃(もうやめようよ…)、そろそろ保管方法を工夫するか不要車両を整理(すなわち売却)しないと部屋の中が困ったことになってきました。ちなみに実家の母は後者を激しく推奨、「あなたの物は私のもの」だそうです。まさにジャイアニズムの具現者。そういえばつい先日の父の日に送ったデジタルフォトフレームも、完全に母の玩具になっていたなあ…。
ちなみに現在の状況はこの通り。
ごらんの有様だよ。漫然とダンボール箱に詰めて置いたのが災いし、みるみる増殖。南向きの書斎ともいうべき快適空間が、今や足の踏み場もないという状態。
この状況を打開すべく収納箱を探していたのですが、なかなか適当な物にめぐりあえませんでした。最初はカメラ用品を格納するようなドライボックスに目を付けたのですが、サイズがあわないこととスタックした時の安定性に不安があり、あえなくボツ。ホームセンターではいわゆる衣装箱のような引き出しタイプの収納箱しかなく、これもダメ。
このように悩んでいたのですが、本日午前の心療内科での定期健診の帰りに東急ハンズに寄り道してみたところ、やっとよさげな箱を発見しました。
シンワというメーカーから販売されている「タグボックス No.5」です。箱の両端の止め具で蓋を固定することができ、かつスタックしても心配なさそうです。数多く買うなら通販で購入したほうが安い(たとえばここ)ので、内寸を店頭で確認した上で一箱だけ購入してきました。
結果はこの通り。
カワイの電車用サイズの箱がちょうど30個入りました。これなら沢山買っても大丈夫。箱が透明なので、格納した車両箱のラベルが外から確認できるのも良い点です。さあ、片付けるぞー。
_ カワイモデル 155系(復刻品)
04/11にモリヤスタジオに注文したカワイモデル155系の復刻品が届きました。Tc+M+M'+T+Tc の5両セットです。
5両セットで購入したのでかなりいいお値段になってしまいました。どんな仕上がりになっているかドキドキです。いざ開封。
素晴らしい出来です。完璧に発売当時の姿がリメイクされています。艶のある美しい塗装、今やカワイ本店でも入手困難な床下機器とドロップ製台車、昇降レバー付 PS14 パンタグラフ、ベーカーカプラーなど、例を挙げればきりがありません。クハのライトの切り替えはダイオードではなくカワイオリジナルのセレンが使用されているのも驚きです。
実車の台車は111/113系と同じコイルバネ使用の DT21A/TR62 ですが、模型では153系で使用している DT24/TR59 が流用されています。カタログ写真もそのようになっています。まあカワイですから細かいことは気にしないということで。気になる人は111/113系用の DT21A/TR62 に交換すればよいだけです。カワイ製の DT21A/TR62 はオークションでもときどき見かけるので、交換はそう難しくはないでしょう。
モーターは付属していませんが、動力化用パーツ(インサイドギア、ウォームギア、特殊センターピン、ウェイト、プレート車輪、リード線)が同梱されていました。中でも驚きの一品は、カワイオリジナルの軸距離26mmのインサイドギア(黒メッキ済)。こんなのオークションでも入手できません。モリヤスタジオ恐るべし。
後はモーターさえ用意すれば走行可能になるので、手元にストックしてあった虎の子のカワイ L5 モーターを用意しました。
この後の作業はいつものごとく。
- モーターを分解、構成パーツの錆と汚れを「ブラスクリーン」で洗浄
- インサイドギアの組み立て
- 上回りと下回りを分解
- 付随台車の枕バリ中心の床板に特殊センターピン用の穴あけ
- 特殊センターピンを用いて付随台車を再取り付け
- インサイドギアに台車枠を取り付け
最後にモーターとウェイトを取り付け、しかるべく配線。ギアのかみ合わせを調整し、完成です。