散財日記
2014-06-21 この日を編集
_ 天賞堂 C62 16 号機(1975年製)
今日は夏至(だったらしい)。勝手に夏至 = 6 月 22 日と思っていました。なんでも知ってる wikipedia さんによれば、21 日か 22 日のいずれか、のようで。知らんかった…。
そんな本日の鉄道模型は天賞堂製 C62 16号機(1975年製)です。
棒型モーター MH-8 装備、ヘッドライトがロストワックス製になった世代の製品です。天賞堂の 16 号機(北海道仕様)今のところこの 1975 年製と 2006 年製だけです。天賞堂の C62 のうち砂撒き管がボイラーケーシングの外側に露出したいわゆる山陽タイプは、これらの 16 号機の他には 2001 年製の 17 号機(呉線時代)、2011 年製のダイキャスト製(山陽タイプ)と以外に少ないです。カツミが一貫して山陽タイプを製品化してきたのとは対照的です。今年の秋にダイキャスト製 15 号機(北海道仕様)が発売されるそうですが、どんな出来になるでしょうか。改良製品ということですが。
昨年1980 年製品の 2 号機を購入したときには、カツミの SL シリーズ未塗装キットをベースに相方となる 15 号機または 16 号機を作ろうかな、と思ってました。でも天賞堂の 16 号機(北海道仕様)は実はレアものだったということに気づいてしまい、オークションでつい手を出してしまいました。ハァ…(orz)。
ディテールは最小限です。同時期に発売の 2 号機 / 3 号機との違いは前部の埋め込み型テールライト、ドーム前ステップの手すり、くらいでしょうか。テンダ―は 2 号機 / 3 号機用を流用したようです。まあ、細かいことは気にするな(・∀・)。そんなのを気にするようなら初めからこの時代の製品に手を出したりしないって。
古い製品ですが、ギアボックス内を洗浄しエンドウのセラミックグリスを塗って、モーター軸受部に注油をしたところ、快調に走行するようになりました。写真では分かりにくいですが、現役時代のような艶を抑えた塗装です。いわゆる「天賞堂ブラック」と言われる磨き上げ風味の艶のある塗装はいつごろから始まったんでしょうね。
さて、せっかく2両の北海道型 C62 が揃ったので、前部カプラーを交換してみます。
天賞堂製の蒸気機関車重連用前面 KD カプラーです。このパーツも今やかなり入手難。カプラーポケット内に KD カプラーを格納するのではなく、オリジナルのダミーカプラーをカプラーポケットごと交換する仕様。ネジ一本で交換できます。
さっそく 2 号機とつなげてみました。こうなると急行ニセコ用客車が欲しくなります。フジモデル製の塗装済みキットをため込んでいるので、いよいよ手を付けてみますか。
ついでにこんな物も購入してみました。
キャスコ製の天賞堂製品対応 SL収納ウレタンセットです。この製品かなり売れているらしくて、あちこちの通販サイトで在庫切れになっています。オリジナルのスポンジはとても劣化しやすいので、かなり多くの人が困っていたんですねー。内部のスポンジのスペーサを使い分けることでいろいろなサイズの蒸気機関車に使えるようになっています。
収納するとこんな感じ。ダイキャスト製カンタムサウンド C62 の収納箱内に使われているスポンジと同じ材質でできているようです。