散財日記
2014-04-17 この日を編集
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川越にある映画館「川越スカラ座」をモチーフとした小説。「ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ」の一冊で、挿絵が多いのでライトノベルな感じですが、中身はいたって普通の青春小説です。
川越は父の実家で、その縁もあって少年時代に一年間ほど暮らしていました。それまでは新興住宅地に住んでいたこともあって、川越で暮らした一年間はとても思い出深いです。中心部にはいまや観光地となった蔵造りの商店街があり、商業の町である一方、通っていた小学校は田んぼのど真ん中で農村の雰囲気も味わえる不思議な町でした。
小説の内容はネタバレになってしまうのであまり言えませんが、クライマックスで登場する映画のタイトルが個人的にとても好きな映画で「ベタな展開だなぁ」と思いつつ、つい読み込んでしまいました。