散財日記
2013-01-12 この日を編集
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久しぶりに公式サイトを眺めてみたら、なんと第4章の劇場上映が今日でした。マジかよ!ってことで急ぎ観に行きました。売店で限定版 Blu-ray を購入したのは言うまでもありません。一般販売が始まるまで待てないもので。
さて例によって若干ネタばれを含む感想です。今回は漢気あふれる大ガミラスの軍人が次々登場します。またヤマトは大マゼラン銀河と太陽系との中間地点、バラン星を視野に入れます。
第11話「いつかみた世界」
冒頭から度肝を抜かれました。小マゼラン銀河でドメル率いるガミラスと戦闘を行っているのはなんとガトランティス帝国!公式サイトの PV にも映っていたのでもしやと思ったのですが本当でした。いやー、ドメル軍団強い!「さらば宇宙戦艦ヤマト」で地球防衛艦隊が苦戦したガトランティス艦隊をあっさり蹴散らします。まさに鎧袖一触。また旧作でドメル機動艦隊の各艦長が、ドメルの幕僚として次々登場します。
さてこの第11話では地球とガミラスとが開戦に至ったいきさつが語られています。まあ、戦争ってのはそんな理由で始まりますよんねぇ、ってことで詳しくは劇場でもしくは Blur-ray でご覧下さい。
第12話「その果てにあるもの」
ドメル中将がガミラス本星に帰還。総統から直々に勲章を授与され、銀河方面軍司令官に任命されます。このシーンは旧作にもありましたが、第何話だったかちょっと思い出せません。とにかくドメル中将かっちょええ!漢前すぎます。まさに「ウホッ、いい男」。
この話ではガミラス内部でのさまざまな動き、政治的背景が描かれています。デスラーの思惑、親衛隊の専横とそれを憂うガミラス軍人。国連宇宙軍も一枚岩ではありませんが、ガミラス内部もまた然り。
第13話「異次元の狼」
おそらくヤマトシリーズでヤマトに唯一土をつけた漢、「ガルマンウルフ」ことフラーケン中佐が登場。次元潜航艦を使い、ヤマトに魚雷攻撃をかけます。異次元に潜む敵への攻撃手段を持たないため、前半は敵があきらめて帰るのじっと待ち、後半はデコイにだまされアクティブソナーを撃ったところを逆に狙い撃ちされさんざんな結果に。潜望鏡を破壊して何とか難を逃れますが、フラーケン操る次元潜航艦一隻相手にこの始末なので、群れをなして「ウルフパック」されたらそりゃフルボッコされるわなぁ。
「ヤマト3」の次元潜航艇はアメリカの原子力潜水艦のようなデザインでしたが、ここで登場した次元潜航艦はドイツの U ボートを思わせるようなデザイン、潜水艦っぽさが増しています(艦の形式は UX-01、U ボートじゃん!)。次元潜航艦の内部もまさに潜水艦そのもの。
第14話「魔女はささやく」
旧作19話のリメイク、かな?ガミラスがヤマトに心理攻撃をかけ、ヤマトの拿捕を試みます。雪に関する設定がちょっとだけ明らかになります。映像表現はこれまでの話とはかなり異なり、「新世紀エヴァンゲリオン」における心理描写シーンに良く似ています。
心理攻撃のための技術は「完結編」で登場した「アクエリアス」にまつわるもの、という設定が憎いなあ。
まとめ
地球滅亡まであと298日。Blu-ray 特典の第13話オーディオコメンタリーはフラーケン役の中田譲二とその副官ハイニ役の佐藤せつじ、そして総監督のブッチー、なんだこのメンツは(笑)。
第5章ではついにドメル将軍と対決します。「三段空母」も登場するようです!楽しみだなぁ~。