散財日記
2012-07-14 この日を編集
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先日行われた映画館での上映時に注文したリメイク版の Blu-ray が届きました。今月末まで待てば Amazon で 6,000 円を切っている通常版が手に入るのに無駄に劇場限定版を購入。だって早く見たいし。
付録は第3話「木星圏の脱出」絵コンテ集。あってもなくてもいいものですが、限定版というフレーズに弱いもので。
さて、第1巻では「ヤマト発進!」まででしたが、いよいよヤマトの本気が見られる第2巻。旧作を尊重しつつも改めた方が良い点は改めることによって、旧作ファンである私も納得の良作になっています。以下、ネタばれしない程度に感想をば。
第3話「木星圏脱出」
前半に初ワープ、後半に波動砲試射と旧作では2話に分けていたエピソードを1話にまとめた結果、とてもテンポのよい話になっています。ヤマトにおけるワープの描写は時代とともに変化していたのですが、本作の描写はこれはこれでなかなか良い感じです。後半のガミラス艦との戦闘時におけるショックカノンの設定説明と砲撃描写が細かい!また波動砲の描写もなかなか凝ったものになってます。
どうでもいいが「三式弾」は旧海軍では防空用の砲弾ではなかったっけ?。
第4話「雪原の墓標」
「ゆきかぜ」の残骸を発見するエピソード。旧作では「ゆきかぜ」のまわりで兄の名を呼ぶ古代の姿が印象的でした。舞台はタイタンからエンケラドスに変更されています。もはやタイタンは氷衛星ではないことがわかっているので妥当な変更です。毎回メカの描写が凝っていますが、今回の見どころはコスモゼロの発艦シーケンス。
この話から徐々に人間模様も描かれてきます。コスモシーガル内での古代と雪の会話が笑えます。
第5話「死角なき罠」
コスモタイガー改めコスモファルコンが登場。航空隊長は加藤三郎なので「加藤隼戦闘隊」だよ。発艦シーンの音楽には「ワンダバ」が加わっている!第2艦橋も初めて登場します。
今回の目玉は反射衛星砲。「遊星爆弾の点火装置」という新設定には感心してしまいました。それを攻撃兵器に転用したシュルツは有能な軍人として描かれています。そして冥王星の海で反射衛星砲による攻撃を受け沈没するヤマトの姿は「完結編」の爆沈シーンそのもの!
第6話「冥王の落日」
冥王星決戦の後半。前半で反射衛星砲に苦しんだヤマトの逆襲が始まります。旧作では工作部隊によって反射衛星砲の破壊を試みますが、今作では航空隊と艦砲射撃で臨みます。時限信管付き実体弾による砲台攻撃は見事です。そして地球防衛艦隊があれほど苦戦したガミラス艦を一蹴。ヤマト強ぇ。
シュルツのセリフ「総統にはもう報告してしまったのだぞ!」は健在。
そしてついに総統閣下が登場ですよ!ガーレ・デスラー、総統万歳!
まとめ
早く3巻が見たい!